宮路 秀作(地理)

講師からのメッセージ

地理とは「地球上の理」を学ぶ科目です

様々な事象が「理」をもって連鎖する「物語」を、地理では「景観」といいます。得点力アップには、事象をぶつ切りにするのではなく、「景観」をまるごと頭に入れる(=大きく理解する)ことが大事。
例えば、アイスランドでアルミニウムの輸出が盛んな背景(説明できますか?)こそが「景観」ということ。「景観」を理解した状態から思考は出発し、それには最低限の知識が必要ですから、知識の集積も同時に図っていきます。さらにスケールを正しく捉えることも大事です。
ある日の東京の気温上昇を考えるとき、地球規模というスケールで展開する地球温暖化を持ち出すことは最適ではありません。やはりヒートアイランド現象を考えなければなりません。
このように、どんな問題にも対応できるような「知識」と「景観」をときに雑談を交えながら教えていきます。

講師ストーリー

大学卒業後、新聞社に勤めていた時期がありました。仕事は面白かったのですが、読んでくれる人の顔が見えないもどかしさを感じ、よりダイレクトに相手の反応が見える先生という仕事を選びました。私の講義の時間は、多めにうなずいてくれるとうれしいです(笑)。

講師紹介動画